国内5拠点・海外88拠点を展開し、約400社の連結対象会社、2万名を超える従業員が、さまざまな国と地域で幅広いビジネスを手掛けている双日。同社では、クラウド利用の拡大や急速なリモートワーク化に伴って既存ネットワークの問題が顕在化しており、その解決が急務となっていた。
まず同社が取り組んだのが、通信速度の向上だ。SD-WANとともに、SSL通信の脅威検査やポリシー制御などを提供するZscalerのZIA(Zscaler Inernet Access)を導入することで、レスポンスの悪さを改善しつつ、ローカルブレークアウト機能のセキュリティを担保。
さらにリモートワーク環境には「安全性」「利便性」「拡張性」「BCP」の4つに関する課題があったが、VPNに代わるリモートアクセスソリューションとして、ZscalerのZPA(Zscaler Private Access)を導入することでこれらを一気に解決した。これにより、どこからでも安全かつ効率的に仕事ができる、「ゼロトラストネットワーク」を構築した同社。本資料では、ソリューション選定の背景なども含め、その取り組みをさらに深掘りして解説する。