新進気鋭の起業家として注目される山内奏人が代表を務めるWEDは、消費にまつわる多角的な事業を展開している。中でも同社が開発したモバイルアプリ「ONE」は、レシートを撮影するだけで現金がもらえるという斬新なアイデアが受け、150万ダウンロード(取材時。2021年2月時点)を記録している。
ONEの開発に当たっては、UI/UXのデザインにこだわり、丁寧な作り込みが行われた。一方、その他の機能については、できるだけ工数をかけずに開発したかったという。例えばSMS認証の機能の開発でも徹底的に工数を削減している。その省工数開発の実現に寄与したのが、クラウドコミュニケーションAPIだ。
このAPIを使うことで、わずか2日程度で認証機能の実装が完了したという。同ツールを採用するに当たっては、使用していたプログラミング言語のRubyとの親和性が高いこと、さらにドキュメントが充実していることやグローバルでの採用実績などが決め手になった。SMS認証は、同社が後にリリースした寄付アプリ「dim.」にも採用されており、こちらもスムーズに開発を進められたという。本資料で、同社の取り組みと同ツールの特長を見てみよう。