業務の内容やプロセスを見直し、より価値の高い業務に注力できるようにする「トヨタ式カイゼン」。主に製造業の現場で行われてきたが、近年ではあらゆる業界で取り組まれている。活動の際に意識すべきポイントとしては、作業効率低下の原因となるムリ・ムダ・ムラの「3M」の削減、整理や整頓など安全性や効率を高める「5S」の促進、そして現場主体のボトムアップで取り組むことが重要になる。
この活動を効果的に進める施策の1つが、活動内容などの報告書を全社的に共有できるシステムの構築だ。部署やチーム内にとどめず全社的に共有することで広範囲からフィードバックやアドバイスを獲得し、効率化の好循環を実現できる。また同時に表彰など人事評価に反映する仕組みを整えることで、自発的な活動を促すことも可能になる。
本資料では「トヨタ式カイゼン活動」の重要ポイントとともに、活動報告用のフォーム作成や条件分岐や合議を含む高度な承認ワークフローなど、Webデータベースを用いたシステム構築や業務のデジタル化について解説する。