財務情報をリアルタイムで一元管理、クラウドERPが変える企業経営の在り方

　従来は大企業向けのシステムとして考えられてきたERPだが、昨今ではクラウド型の登場によって導入ハードルが下がったこともあり、中小企業での採用も進んでいる。一方、その導入によって日々の業務がどのように変わるのか、うまくイメージできないという企業も多い。

　財務管理の視点でクラウドERPの導入メリットを整理してみると、財務情報の一元管理によって収益率や在庫率、負債などの指標をリアルタイムに把握できる点が挙げられる。また、財務会計に関するデータはクラウド上に保存されるため、時間や場所を問わずに簡単にアクセスできるのも魅力の1つだ。

　さらに、仕訳作成や勘定照合などの反復的な作業を自動化し、他部門からのデータ収集と集計を不要にするため、生産性の向上も期待できる。これにより担当者は、財務情報の分析といった優先度の高い業務に集中できるようになる。本資料では、クラウドERPが財務管理にもたらすメリットをさらに詳しく紹介していく。いまだにスプレッドシートや手動プロセスを用いて財務管理をしているという企業は必見だ。