企業経営に不可欠なシステムとして導入の広がるERP。これを活用して、業務の効率化や意思決定の迅速化、コンプライアンスの強化などを実現する企業が増加している。一方、プロジェクトが頓挫したり、メリットを享受できなかったりと失敗に終わるケースも少なくない。
ERPの実装を成功させるには、5つの課題を解決する必要がある。まず1つ目は、実装を完了するまでの期間に関する課題だ。「組織固有の問題」「現実的でない期間設定」などにより、期限内に完了できないケースは非常に多く、ある調査によると「プロジェクト期間が予想より長かった」と回答した割合は79%に上るという。2つ目は、予算超過が挙げられる。これは実装後に使いにくい点が見つかり、対処が必要になることが最大の原因となる。
この他にも、「カスタマイズ」「本番稼働後の業務の中断」「予定外の要件変更」といった課題があり、これらの課題を着実にクリアしていくことが重要だ。本資料では、ERP実装の成功率を高めるために対処すべき5つの課題と解決策、さらに解決を後押しする具体的な製品について解説する。