シンガポールの生命損害保険会社Great Eastern Holdings(以下、Great Eastern)は、生命保険と損害保険の基幹システムを、それぞれ「クラウドネイティブ」(クラウドインフラで利用することを前提にシステムを開発する)な構造に刷新した。同社は基幹システムの刷新と共に、新しいアプリケーションの開発にも力を入れている。
Great EasternはDX(デジタルトランスフォーメーション)にどのように取り組んでいるのか。同社のクラウド活用を支える「2段変速IT」戦略やハイブリッドクラウドインフラの活用方法など、同社がIT戦略に取り入れた手法やツールを解説する。