企業規模を問わず広く活用されているERP。しかし時間の経過とともに顧客需要や市場変化への対応、進化するテクノロジーへの追従といった課題が浮上し、外部に頼らず変化に素早く対応できる仕組みをいかに構築するかが、企業の悩みの種となっている。
こうした状況下で期待が高まっているのが、ローコード開発ツールを活用して、SAP Business Technology Platform(SAP BTP)をSide-by-Side拡張で開発するアプローチだ。例えばある企業は、20年経過した基幹システムをSAP S/4HANAへ刷新する取り組みを機に、SAP BTPとローコード開発ツールを使った基盤構築に着手。開発を内製化したことでノウハウが蓄積され、またユーザー部門の要望に迅速に対応できるようになったこともあり、70%の開発コスト削減と50%の開発期間短縮を実現している。
本資料では、同アプローチの有効性や進め方について、事例も交えて解説している。Side-by-Side拡張とIn-App拡張との違いも説明しているので、自社に最適なアプローチを見極めるための参考資料として活用してほしい。