スコットランド北部に位置するアバディーン大学。同校のサービスデリバリー部門では、1700台のPCに250以上のソフトウェアをインストールして管理している。その20%以上がローカル環境での運用と更新が必要なことから、マスターイメージによる展開を行っていた。しかし、更新に伴うデータサイズの大型化で継続が困難となり、より効率的かつ柔軟性に優れた手段が必要となる。
そこで新たに、低コストかつマスターイメージに容量制限のないデプロイツールを導入した。同ツールは、OSから設定、ファイルおよびアプリケーションに至るまで、標準設定から正確なディスクイメージを作成する。同時に、作成したイメージを複数のPCにワンストップで導入・展開が可能なため、学内のIT運用管理の生産性を大幅に向上させた。
これにより既存のPCイメージの作成にかかる時間が減少し、PC一台当たりの導入や展開にかかる工数が半減。その結果、IT導入・展開に必要な期間を年間で10週間も削減することに成功したという。本資料では、同校の事例より、このデプロイツールについて詳しく紹介する。