米インディアナ州で地域に根ざして最先端医療を提供しているラッシュメモリアルホスピタルでは、電子カルテをはじめとしてITを積極導入し、患者への対応を高度化するためデータ活用も進めている。
ただ、課題となっていたのがリカバリーだ。同病院ではテープメディアにバックアップしていたが、テープでは保存・復元に長い時間と労力を要するため、時間がかかる。このため、フルイメージバックアップの導入を試行したが、当初導入したツールではOSやアプリ、設定まで含めたサーバ自体の復元ができなかったという。
より良い手段を探し求めた同病院は、部門ごとのPCのイメージデータを取得し、新しいPCへの迅速な展開・導入を可能とするソリューションを見つける。その導入効果は大きく、目標復旧時間(RTO)の大幅短縮、異なる機器やソフトウェアへのアップグレードの簡略化などのメリットをもたらしたという。本資料では、バックアップの見直しが、サーバやPCの導入・更新を含むさまざまな場面に影響することを、事例を通じて明らかにする。