ストレージシステムの構築や運用において、機能の多彩さと複雑さはトレードオフとなる。多彩な、しかし利用はしない機能がついていることによって操作の複雑さは増し、結果として構築や有事の際のオペレーションミスを増やす一因となりうる。
こういった複雑さを大幅に排除したストレージ、それがPure Storage FlashArrayである。特に同期レプリケーションにおいて、2つの筐体で動くLUNは、サーバからは1つのLUNとして扱うことができ、障害時でも透過的に筐体間の切り替えが行われる。しかも本機能も含め、全ての機能は無償で利用可能である。
本資料では、先述の同期レプリケーション機能に焦点を当て、その構成手順を紹介する。また、パス障害を想定した検証を通じて、いかに簡単に利用開始・運用できるのかも解説しているので、ぜひ参考としてもらいたい。