本当にERPがなくても大丈夫？　導入の必要性を見極める5つのポイント

　データドリブン経営の推進やコストの削減、財務管理の改善など、ERPを導入する目的は企業によってさまざまだ。ただ、その導入で大きなメリットが見込める企業は、似たような課題を抱えていることが多い。

　目安となるポイントの1つが、複数のシステムやスプレッドシートの利用によって会計処理が複雑化しているケースだ。多くの場合、ERPの必要性を最初に感じるのは会計処理業務といわれ、会計データの取りまとめや修正に負担を感じている企業ほど、ERPの導入で大きな変化を感じられるはずだ。また、複数のシステムを採用していることで業務プロセスに混乱が生じている、業務に必要な情報にすぐにアクセスできない、といった課題がある場合も有効性が高い。

　本資料では、ERP導入の目安となる5つのポイントを解説する。注文の処理状況の確認など、顧客からの問い合わせに素早く対応できなければ、売り上げばかりか会社の評判にも悪影響を及ぼしかねない。自社の状況と照らし合わせ、1つでも当てはまる場合は、ERPの導入を検討してみてはいかがだろうか。