医療機関を狙ったサイバー攻撃は、世界的に増え続けている。主なサイバー攻撃者の侵入経路の一つは、インターネットに接続させて利用するIoT(モノのインターネット)医療機器だ。IoT医療機器がランサムウェアをはじめとしたマルウェアに感染すると、機器の制御を奪われたり重要な患者データが漏えいしたりする恐れがある。
「自組織のセキュリティ対策は万全だ」と考えていても、それは間違いかもしれない。IoT医療機器のセキュリティ対策には、“落とし穴”があるためだ。
医療におけるモノのインターネット(IoMT)のセキュリティ対策を万全にするには、どうすればよいのか。TechTargetジャパンの人気記事をまとめた本資料は、医療機関のセキュリティ対策の現状に関する調査結果と、新たに発見されたIoT機器の脆弱性「NAME:WRECK」の対策方法を解説する。