多くの企業で、IT組織の規模は拡大しつつある。専門的でサイロ化された複数のチームで構成されており、ツールやプロセスを連携しがたい状況が散見される。これではイノベーションが妨げられ、脆弱性やダウンタイムのリスクが増大するばかりだ。
こうした問題の一部はスクリプトによって改善できるが、その効果は限定的で、保守の負担も増える。より有用な手段は、チームをまとめるための自動化だ。自動化自体は、これまでも自分で作成できる(DIY)スクリプト、オープンソースの自動化ツール、ポイント管理ソリューションなど多数のツールにより推進されてきたが、ツールの数が多すぎると自動化のメリットは制限されてしまう。
それでは、組織全体に問題なく展開できる自動化プラットフォームとは、どのような条件を満たすものなのか。そこで本資料では、その有力な候補となるソリューションの1つを取り上げ、従来の手法に比べて「最初の自動化機能を構築するまでの時間」「自動化の管理に必要な人員」などの指標がどれだけ改善されるのかを検証した。