ビジネスの不確実性が高まる昨今、DXによって意思決定を迅速化することは、ますます重要になっている。その中で注目されているのが、EPM(Enterprise Performance Management)だ。EPMによるメリットは、業務効率性の向上にとどまらず、環境や社会、ガバナンス(ESG)への取り組みや、連結経営における重要プロジェクトを強化することにも及ぶという。
実際に、500人以上の財務担当者を対象に行われた調査によれば、EPMをまだ導入していない企業は、財務部門と業務部門における計画策定プロセスの分断や、非効率な決算処理に課題を感じていることが判明している。一方、EPMを既に導入している企業のうち、61%が予測精度の向上を、57%が決算の締め処理にかかる日数の削減を実感していることが明らかになった。
また、事業計画をESGの取り組みとつなげることで、環境に関する洞察とデータ収集が改善される可能性が高まるという回答が82%に上るなど、さまざまな効果が報告されている。本資料では、同調査の結果を基に、EPMがもたらすビジネス価値を数字で分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。