ECサイト運営における課題として、多くの企業が直面する「運用リソース不足」。これを解消して付加価値の高い業務に注力できる体制を整えるべく、RPAを活用して定型業務や単純作業を自動化する動きが加速している。しかし、実際にどのような業務を自動化できるのか分からないという企業も多いだろう。
まず、RPAと親和性の高い業務から見ていくと、商品の出品登録や在庫管理・受発注作業、競合の価格調査や広告レポートの作成などが挙げられる。これらの業務を自動化することで、作業工数の削減だけでなく、在庫確認の頻度を増やすといったことも可能になり、機会ロスの削減などのメリットが期待できる。実際にある企業では、出荷後の締め処理を自動化したことで、受注業務担当者の残業がゼロになったという。
また別の企業では、データ集計時間を月間で約20時間削減し、データ分析や業務改善など、人でなければできない仕事に取り組める体制を構築した。本資料では、EC業界におけるRPA活用の有効性について事例を交えて解説する。さらに専門知識が不要で、現場でも簡単に扱えるRPA製品を紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。