栃木県那須郡那須町は、「GIGAスクール構想」の後押しを受けて、2021年度より町内の小中学校に“1人1台端末”としてiPadを導入。端末台数は約1700台に上る。それ以前にも、学習用端末を一部導入していた同町では当時、アプリのインストールとOSのアップデートが運用管理面での大きな課題だった。そこで、1人1台端末の実現を機に、Apple端末専用のモバイルデバイス管理(MDM)ツールの導入を決断。
それにより、教育委員会が許可したアプリをすぐに入手できる環境が整うと同時に、特定のアプリを使いたいという要望にもスムーズに個別対応できるようになった。また、OSのアップデートは、更新プログラムだけが自動的にダウンロードされ、アップデート作業は児童生徒が行う運用に切り替えることを選択。
さらにOSのアップデートには同日対応が可能で、最新OSには最新のセキュリティアップデートが施され、新機能も搭載されている。Appleの自動デバイス登録とツールとの連携によって初期設定も格段に効率化した上、年次更新作業もスムーズに行えるようになったという。本資料では、同町の取り組みから今後の展望、同ツールの特長まで詳しく見ていく。