日本を代表するリゾート運営会社の1つである星野リゾートは、国内外に56もの施設を構え、近年は海外展開も加速させている。同社の成長をITの側面から支える情報システムグループでは、「全社員のIT人材化」を目指し、全ての業務のIT化・IT活用を社員自身で改善し続けられる取り組みを推進している。
その一環として、各施設で利用するPOSレジ用端末やチェックイン用端末などをiPadやiPhoneに切り替えた同社。従来のWindowsベースの専用端末と比べ、保守運用がしやすかったためだ。そして、それらの管理をより洗練させるべく導入したのが、Appleデバイス専用のモバイルデバイス管理(MDM)製品だ。
これにより遠隔管理が可能になったことで現場業務が改善された他、端末群ごとの異なる構成プロファイルにより、各施設のニーズに合わせた柔軟な変更が可能になった。また、新たな施設のシステム構築時のキッティング作業は1時間から10分未満まで短縮されたという。本資料では、安心安全なITシステムを構築し、創造を加速させる同社の取り組みをさらに詳しく紹介する。