個人・法人向けに金融系Webサービスを手掛けるマネーフォワードは、企業の成長に合わせてデバイス環境を整備してきた。創業時はBYOD(私物端末の業務利用)からスタートし、成長に伴いエンジニアの負担軽減を目的としてMacBook Proを導入。以降はWindowsも含めた複数の端末を用意し、自由に自分の端末を選べる制度を導入して全ての従業員に最適なデバイスを提供している。
MacとWindowsが混在し、さらには業務要件に応じたカスタマイズにも対応しており、端末環境はバラエティに富むものとなった。ただし、こうした状況はインフラ部門の業務負荷を増大させてしまい、MDM(モバイルデバイスマネジメント)の導入は不可避と考えられた。
そこで同社は、あるApple専用のMDMツールを導入し、管理しきれていなかった“野良Mac”を排除してガバナンスを強化するとともに、キッティングの大幅な効率化に成功。またWindows端末はMicrosoft Intuneで管理し、さらにAzure Active Directoryを組み合わせることでMac端末を含めた統合的な管理も実現したという。本資料では、自由自在な端末の活用と管理を実現した同社の取り組みを詳しく紹介する。