最も一般的なビジネスツールであるExcelなどのスプレッドシートは、現在もさまざまな業務で使用されている。しかし、ビジネスがある一定の規模に達すると、散発的な修正処理にデータの有効性が左右されるようになるため、知らず知らずのうちに運用や開発が妨げられていることもある。
例えば在庫管理では、業務に支障がないからといってスプレッドシートでの運用を続けていると、「計算式やデータが正確かどうか」「いつ、誰が更新しているのか」を把握することは困難になる。また、各部門の業務状況の把握においては、「忙しくて更新する時間がない」「レポート作成に時間が取られる」などの問題も起こりやすい。
本資料では、中小企業においてスプレッドシートがよく使われる5つの分野と、それらがビジネスに与える影響について解説する。さらに、こうした状況を打開するには、スプレッドシートと各種業務アプリケーションを、相互接続された1つのプラットフォームと連結させる必要があると指摘し、その効果についても解説している。