他社ではどう使われている？　トレンドから見るBIツールの活用術

　データ活用を推進すべく、多くの企業でBIツールの導入が進んでいる。しかし、その活用シーンは多岐にわたり、また部門によってニーズが異なることから、せっかく導入したのに活用し切れていない、マーケティング部門など一部の部門でしか使われていないといったケースが散見される。

　また、部門別でBIツールの活用法を見てみると、例えば人事部門においてはスキル分析や人事評価、人員配置管理など人材分析の観点で使われるケースが多い。実際、ある企業では、BIツールを活用してグループ企業や各店舗、各工場に散在したデータを集約し、人材マネジメント領域で発生する全てのデータを一元化。それにより、グループ企業の垣根を越えた異動シミュレーションが可能になるなど、適切な人員配置管理に役立てている。

　この他にも、経営企画部門であれば予算管理や売り上げ分析、営業部門であれば売り上げ予測や営業戦略立案などで活用できる。本資料では、「人事」「経営企画」「営業」の3部門におけるBIツールの活用法や活用トレンドを、実際の活用事例を交えて解説する。