ビジネスの俊敏性を高めるため、マルチクラウド環境にワークロードを展開する組織が増加傾向にある。その一方で、複数のクラウドベンダー間を相互接続するには物理的なネットワーキングハードウェアも必要になるため、CAPEX(資本的支出)の増大や、複雑化によるパフォーマンス低下が避けられないという課題があった。
この課題への解決策として期待が高まっているのが、仮想ネットワークサービスだ。その活用でどれほどのパフォーマンス改善が見込めるか。本資料ではAmazon Web Services(AWS)とMicrosoft AzureにVM(仮想マシン)をセットアップして、仮想ネットワークサービスをプライベートに統合し、3種類のテストを実行している。
想定されるユースケースとして選ばれたのは、仮想ルーターとSD-WAN(ソフトウェア定義WAN)、次世代ファイアウォールの3つで、最大2591のVoIPセッションをサポートするなど非常に高いパフォーマンスを示した。他にも、さまざまなテスト結果を紹介しているので、ぜひ本資料を参考にマルチクラウド環境のパフォーマンス改善に取り組んでほしい。