機械であるPCは3~4年を使用すると故障率が高まり、データの保全、コスト面と作業面の効率性などの観点から、定期的なリプレースが欠かせない。一方でリプレース時には、大量のPCのセットアップ/管理、データ移行など情報システム部門だけでなく、エンドユーザーにおいても作業負担が見込まれるため、事前の計画や確認が重要となる。
例えば、現行PCのライフエンドや繁忙期、新PCの納品タイミングといった点は、必ず確認しておかなければならない。計画策定においては、不測の事態が発生するリスクを考慮して、予備期間を設定しておきたい。さらに、新たなPCの調達から導入、運用、撤去/廃棄に至るまでのライフサイクルを把握することで、計画策定は容易になるだろう。
また近年は、リプレース時の負担軽減を目的にアウトソーシングを行うケースも増えているが、外部ベンダーを選ぶ際は、マルチベンダー対応ができるか、セットアップからデリバリーまでを任せられるか、といったポイントを重視したい。本資料では、PCリプレースの適切なタイミングと調達方法、計画のポイントについて、チェックシートを交えて解説する。