スマートフォンの本格的な普及から10年以上たち、ビジネスシーンにおいても不可欠な情報機器となった。その一方で、利用者が特定部門に偏ったり、外出/移動時の使用に限定されたりするなど、大半の企業が携帯電話の延長としての通信/連絡のための活用にとどまっている。
ある調査によると、リモートワークなどで従業員が分散する中、業務遂行やコミュニケーションにおいてスマートフォンを活用している企業ほど、デジタルトランスフォーメーション(DX)を先行させているケースが多いという。とはいえ、利用するアプリのセキュリティ不安をはじめとした課題も多く、機動性や拡張性といったポテンシャルを十分に発揮できる環境の整備が求められている。
そこで注目されるのが、モバイルアプリを内製化できる開発プラットフォームだ。今日では専門知識を必要としない製品も登場しており、アプリ利用に関わる投資のハードルも下がりつつある。本資料では、スマートフォンの業務活用における現状と課題について調査結果を基に明らかにし、ノーコード開発プラットフォームの価値を考察する。