ある調査によると、クラウド全盛の今も、「半分以上のサーバリソースがオンプレミスで稼働している」と答えた企業が85%に上った。特に、公開Web系や事務系/サービス系のシステムはクラウド化が進む一方、基幹系や情報系といったシステムではクラウド化が進んでいないことが明らかになった。
その背景として、クラウド移行をするには、従量課金を理解してコスト変動を許容したり、クラウド側の設計思想や仕様に応じてネットワークや運用体制を変更したりしなければならないため、日本企業にはハードルが高いという問題がある。そこで、これらを解消する方法として採用が増えているのが、既存システムに改修を加えずそのままクラウド化し、長期的にクラウド最適化を目指すリフト&シフトのアプローチだ。
ただしその際は、為替の影響など読めないコストがないか、既存のネットワーク構成を維持できるか、適材適所でPaaSと連携できるかなど、事前に確認すべき点も多い。本資料では、オンプレミスのサーバをそのままクラウド化するための7つの検討ポイントについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。