RPA導入初期に起こりがちな課題として、組織内のリソースやナレッジの不足により部分的にしか業務効率化を進められていない、あるいはRPA推進部門を設置しながらリソースが不十分で導入に苦戦するといったケースがある。RPAを含めた業務効率化を推進していたある大手信販会社も、同様の悩みを抱えていた。
そこで、将来的なRPA内製化を強く望んでいた同社では、ベンダーの支援を受け、内製化を見据えたロードマップを引き、着実にプロジェクトを進めていくことにした。まず、現場への業務ヒアリング、RPA要件の詳細化、費用対効果の算出、導入効果の高い業務選定といったRPA業務選定支援の結果、6業務を選定。RPA開発の支援も受け、2カ月で7ロボットを開発できたという。
本資料では、同社の事例を交えつつ、RPA導入初期に起こりがちな課題にどのように対処すべきかを解説する。社員からのネガティブな反応や、業務選定時のトラブル、RPA導入メリットが実感されにくい点など、実際に現場業務へとRPAを落とし込んでいく段階で生じやすいハードルの乗り越え方も説明するので、ぜひ参考にしてほしい。