組み込み機器に特化し、特別なライセンス形態で提供されるOS「Windows for IoT」シリーズ。同シリーズには、クライアントOSのWindows 10/11 IoT Enterprise、サーバOSのWindows Server IoT 2019/2022、データベースのSQL Server IoT 2019/2022などがあり、さまざまなMicrosoft製品を組み込み機器専用にライセンスしている。
このライセンスは、これら製品を使用した組み込み機器を製造し、販売することができることが大きな特徴である。その利用シーンは幅広く、FA機器や医療機器、アミューズメント機器、POS端末、ATM、さらにデジタルサイネージのコンテンツ配信サーバなどが挙げられる。
本コンテンツでは、Windows for IoTシリーズの基礎知識とともに、そのラインアップやライセンス形態、主な利用シーンを紹介している。さらにサーバOSラインにフォーカスし、推奨される用途、サポート期間およびEOLについても解説しているので、参考にしてほしい。