世界的なPCベンダーであるLenovo。同社の中国部門では、業務運営や財務などのビジネスクリティカルな要素をSAPアプリケーションで管理していたが、社内インフラが陳腐化し、必要なパフォーマンスを発揮できなくなりつつあった。また、インフラがUNIXベースであるが故のベンダーロックインも問題視されていたという。
この状況を打開すべく、OSをLinuxに切り替え、それに合わせたハードウェアへと移行した同社。しかし、Linux環境は既に社内で広範かつ多様に構築されていたため、それら全てを管理するとなると、業務負荷が劇的に増大することが予見された。それまで管理作業は全て手動で行われており、セキュリティパッチの適用には年間3カ月ほどかかっている状況だったのだ。
そこで同社は、ディストリビューションやバージョンの違いを超えて、全てのLinux環境を単一のプラットフォームで一元管理できるソリューションを導入。これにより、管理者の作業負荷は50%軽減され、パッチ適用にかかる時間も2週間に短縮されたという。本資料でその詳細を紹介する。