開発者の生産性を高める鍵、クラウドコストの最適化で考慮すべきポイント

　クラウド投資の合理化には、コスト削減以上のメリットがある。実は、開発者の生産性と技術スタックの将来性を高めることも可能なのだ。特に経済情勢が不安定な今、全体的なTCOを削減しつつ、複数サービスに対して同レベルのアップタイム、セキュリティ、回復力を提供する上で、コスト最適化は重要なテーマとなっている。

　その実践に当たっては、まず予想されるデータの量に合わせて、サービスの適切なサイズを確認することが重要だ。不要なクラウドリソースが使用されていないかを評価し、必要に応じて適切なレベルまでダウンサイジングするか、使用されていないリソースを完全に停止する必要がある。次に、メンテナンスが困難な老朽化した自社開発の構成コードや、インフラの一部を最小限に抑えるなど、適切な手順を踏まなければならない。

　本資料では、クラウドのコスト最適化戦略を3つの段階に分け、それぞれにおいて具体的に何をすべきかを解説している。併せて、この戦略の推進に役立つクラウドデータプラットフォームも紹介しているので、参考にしてほしい。