テレワークの常態化によって、オンラインでのコミュニケーションに加えて情報共有を行う「社内ポータル」の重要性が高まっている。テレワークの普及でTeamsを中心に利用を広げているMicrosoft 365だが、アクセス権設定の複雑化、運用管理に必要なスキルの高さなどが課題となり、社内ポータルとしての利用は5割程度にとどまっている現状がある。
社内ポータルにはCMSなどの選択肢もあるが、グループウェアのような日常的に利用するツールの中に設けた方が利用率は高まる。その上でポイントになるのが、ITツールの総合窓口として機能するようIDaaSの利用によってシステム間移動をスムーズにすること、Microsoft 365など他ツールとの連携による全体最適化を図ることだ。管理リソースに懸念のある企業は管理権限の現場移譲も考慮すべきだろう。
本資料ではこれらの条件を備えたグループウェアについて、導入事例を交えて紹介する。スピード感のある導入、APIによる他システムとの連携カスタマイズなど、Microsoft 365と併用して組織横断的な情報共有を実現するソリューションの魅力を掘り下げていく。