スポーツ、アウトドア分野で多角的に事業を展開するアルペンでは、EC事業にも注力するなど、デジタル活用に積極的に取り組んでいる。ビジネスのスピード感をさらに加速させるべく中期IT戦略を策定した同社は、その中でIT基盤の脱レガシーと、情報システムの内製化を目指すことになった。
後者においては、意思決定を迅速化するために機動性を重視。また、用途別に最適なクラウドサービスを組み合わせたマルチクラウド環境の構築でコスト最適化も図った。さらに、約900万人の会員データの統合的な分析やデータの利活用を推進するには、さまざまなシステムから生成されるデータを保管・統合する基盤を、クラウド上に構築することが不可欠だったという。
そこで導入されたのが、自律型クラウドデータウェアハウスだ。優れた処理性能とコスト面での優位性、各種自律機能による運用負荷軽減といったメリットが選定の決め手となった。これにより処理性能は従来の3倍になり、IT変革の飛躍的な推進も可能になったという。本資料で同社の取り組みをさらに詳しく見ていこう。