人材関連事業を中心にビジネスを展開するレバレジーズ。同社が扱う情報は個人の履歴書や企業情報がほとんどで、それらをメールで送信する際には安全性の向上が不可欠だった。そこで2013年、添付ファイルの暗号化などを重視して「メール誤送信防止サービス」を導入し、Pマーク制度を順守すべく個人情報保護を推進してきた。
さらに同社は、PPAP問題を契機に、添付ファイルをZip暗号化からWebダウンロードに切り替えた。ところが、新卒に特化した事業を行う部署で、スマートフォンでのやりとりが多い学生はWebダウンロードに手間取るのではないか、という懸念が浮上する。そんな折、同サービスに「TLS(Transport Layer Security)確認機能」が実装されたことを知り、全社展開に乗り出した。
この機能は、送信先メールサーバがTLS対応していれば、暗号化された通信経路にはパスワードをかけずに添付ファイルを送信できるもので、スマートフォンでも容易に開けるようになる。これにより、開封率向上とPPAP対策の両立をはじめ、多くの効果が期待できるという。本資料で、その実力を詳しく見ていこう。