テキストファイルや写真、ビデオファイルなど、企業が扱う非構造化データは急速に増加している。これらが予測を超えて増え続けていくと、リソースの枯渇やコスト効率の悪化、不規則な容量追加作業の発生といった問題に直面することになる。また、データのサイロ化は管理の複雑化やアクセシビリティーの低下を招き、データ利活用の弊害となる。
もちろん、ハードウェア障害やサイバー攻撃への対応、迅速な復旧といったデータ保護対策も忘れてはならない。そこで注目されるのが、オブジェクト/ブロック/ファイルストレージの統合ソリューションだ。高いスケーラビリティと耐障害性が特徴で、特にオブジェクトストレージはAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)と高い互換性を持つ。
業界標準のx86サーバハードウェアで動作し、オンプレミス/パブリッククラウドを問わず、さまざまなプラットフォームで導入・連携することが可能だ。本資料では、同ソリューションの概要や特徴、仕組み、データサービス機能、ユースケースを詳しく紹介していく。