500を超える拠点のそれぞれで、無線LANを導入・管理していたリコーグループ。そのため、グループ統制や標準化ができておらず、さらに拠点によっては10年前の機器を利用するなど、パフォーマンスや利便性、運用面などで大きな課題を抱えていた。
これらを解決するため導入したのが、干渉を回避して強い電波を遠くまで飛ばすことができる特許技術により、広い無線カバレッジと安定性を実現した、費用対効果の高い無線LANソリューションだ。ベンダーに多拠点での大規模なセンターオペレーションの実績があり、利用状況を可視化するなどしてグループ統制が図れる点も魅力だった。
導入はスムーズに進み、通信速度や安定性が向上したと現場レベルでも好評を博した。同社ではさらに、1拠点のWAN回線引き込みだけで遠隔地にも無線LAN環境を拡張できるワイヤレスブリッジや、ゲスト向けの無線サービスを扱う際に有用なセキュリティとポリシーの管理プラットフォームも導入し、安全で快適な無線LAN環境を構築したという。その取り組みについて、本資料で詳しく見ていく。