投資アロケーションの意思決定のPDCAを回す上で、「見込み管理」は欠かせない取り組みだ。しかし、見込みデータは各事業部から数値を吸い上げて集計する必要があるため、集計負荷の高さや事業部とのコミュニケーションに課題を抱える企業は多い。
また、「財務三表を全て作成すべきか」「通期の見込みPL(損益計算書)はどのような形で作成すべきか」「主な調整項目はどう作るべきか」といった疑問の声も聞こえてくる。そこで本資料では、「元大和証券公開引受部の現役ファイナンス責任者が語る見込み管理のポイント」をテーマに開催されたセミナーの内容をまとめている。
ゲスト講師であるROXX執行役員 経営管理部長(セミナー当時)の堀直之氏が前述の疑問に答えていくとともに、同社における売り上げ見込みの算出方法、見込み管理シートの構成、見込み数値の報告先について解説する。併せて、実務上苦労した点と、見込み管理の重要ポイントをそれぞれ3つずつ紹介しているので、経営層や経営企画マネジャーは参考にしてほしい。