教育や学習の質を向上させるべく、世界の教育機関ではスマートキャンパス計画が推進されている。台湾の国立虎尾科技大学もその1つだ。同大学ではスマートキャンパスビジョンを明確にする中で、既存のキャンパスインフラが次世代のデジタル教育・学習に対応するには古過ぎることが判明したという。
そこで同大学は無線LAN環境の最適化を最重要課題として、4年間のスマートキャンパスネットワーク改善計画を策定。全ての学生や教員のインターネットニーズを満たし、情報セキュリティ機能を将来的に統合するため、高い性能と安定性を備えた無線LANソリューションを選定した。
導入後は独自のアンテナ技術を活用することで、同時接続数が多く広範囲、かつ混雑を回避可能なキャンパスネットワークを実現。これにより、教育・研究用のネットワーク帯域幅が2倍以上拡大した他、事務情報システムも大幅に改善され、事務職員の業務効率が大きく向上したという。本資料では、同ソリューションの詳細と選定理由、導入効果などを詳しく紹介していく。