DXを阻む「データの3大課題」を解決、“可観測性”を高めるために必要なこと

　データドリブン経営の実現でDXを推進すべく、データ基盤を構築したものの、当初の期待通りにデータを活用できていないケースが散見される。これには、データ基盤はあくまで仕組みにすぎないという基本の見落としもあるが、より深刻な原因が「データの可観測性の欠如」だ。

　可観測性とは、対象システムやデータを継続的に観察し、ひとたび問題が起きれば、その発生原因や影響範囲を正確かつ迅速に把握する能力を意味する。この可観測性が確保されていなければ、古いデータや低品質なデータがそのまま使われてしまい、誤った意思決定を導きかねない。

　データ活用において、こうした問題あるデータ起因のリスク対応は喫緊の課題だ。本資料では、その解決に欠かせない可観測性をどのように向上させればよいのか、具体的な方法やメリットを詳しく解説していく。