組織が監査を実施するに当たって、関係各署が協力体制を構築することは大前提となるが、そのためにはビジネス部門が監査部門の取り組みを把握できるようにして、円滑な相互コミュニケーションを可能にしておく必要がある。そうすることで、リスク評価や報告などにおけるビジネス部門の賛同を、滞りなく得られるようになる。またその際、経営陣が監査計画から作業項目の進捗状況に至るまで、明確に理解できるようにすることも極めて重要な要素となる。
そこで活用したいのが、柔軟なリスク評価をはじめ、監査証跡などの機能を備えた監査管理システムだ。監査データと手法を単一のシステムに集約することで、経営陣からのモニタリングを簡便化するとともに、監査プロセスを大幅に効率化する。
本資料では、こうした監査管理システムが組織にどのような利益をもたらすか、ROIなどの指標を用いて紹介。その上で、最適なベンダーとシステムの選定方法や、導入前に押さえておきたい準備のチェックリスト、経営陣の承認を得る方法など、導入を成功させるためのポイントについて解説する。