IT運用の業務負荷とコストの削減、生産性向上、ビジネスの俊敏性の獲得など、パブリッククラウドへの移行によってもたらされるメリットの多さ故、現在では多くの組織が自社環境のクラウド化を推し進めている。特にAmazon Web Services(AWS)は、その先進性とWebサービスの多彩さにより、現在では世界中で利用されている。
既にAWS環境への移行を果たした組織にとって、大きな関心事の1つがその運用コストだろう。AWSでは従量制課金のため、使い方によっては定額制のサービスよりも高額になりやすい。また、インスタンスタイプによって料金も異なるため、実際にどれだけのコストがかかっているのか予測や把握がしづらい面がある。こうした声に応えるべく、AWSもコスト可視化機能や条件付き割引などを提供している。
本コンテンツでは、AWSの運用におけるコスト削減を図る上で、着目したい4つのポイントと、標準機能、サービスの範囲内での実践方法について詳細に解説する。さらに、標準機能だけではカバーできない範囲に対応し、より簡単にコスト削減を実現するための方法として、AWS請求代行サービスを紹介しているので参考にしてほしい。