紙ベースの稟議(りんぎ)申請を効率化する手段として、ワークフロー製品の導入が進んでいる。しかし、従業員数が数百から数万人規模の中規模企業や大企業にとっては、人事異動や組織改編に伴いワークフローに変更が生じることが多く、保守・運用負荷の増大に悩まされている企業も少なくない。
その要因としては、中規模企業や大企業向けの製品はオンプレミス型のものが多く、クラウド型かつ、ノーコードで導入ができるエンタープライズ向けワークフローシステムはほとんど市場に存在しなかったことが挙げられる。こうした問題を解消すべく、中規模企業や大企業向けのクラウドワークフロー製品が登場し、注目されている。
同製品は、複数階層の組織図や兼務・兼職、回覧、人事異動の未来予約機能といった豊富な組織管理の機能を備え、Slackなどのチャットツールとの連携を通じて稟議・承認ワークフローのスピードアップを図ることもできる。本資料では、同製品の特徴の他、その活用で稟議の半数を当日完了できるようになった企業の事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。