創業50年を超える、ある金属材料の専門商社では、基幹システムにIBM AS/400(IBM i)を使用しており、手動による事務作業の多さに悩んでいた。また、他の多くの企業と同様に慢性的な人材不足・採用難という課題も抱えていたため、同社はこれらを一気に解決すべく、RPAツールの導入を決断する。
導入を主導した同社代表取締役専務はプログラミング経験があったが、ツールの選定では初心者でも簡単にロボットを作成できることを重視したという。実際、ある従業員はわずか2日間でツールを使いこなせるようになっている。
導入による効果は大きく、AS/400のデータをExcelに落とし込んで顧客用の資料を作成するといった作業を自動化でき、毎月の作業工数を約30時間削減。また、従業員2人が産休・育休に入った状態でも、新規採用せずに乗り切ることができたという。本資料では同社の他に2社の事例も紹介しているので、自社の業務に自動化をどう取り入れるか、具体的なイメージをつかんでほしい。