1985年創業の「Cooke Aquaculture」は、世界70カ国でビジネスを展開する水産企業だ。同社は100以上の企業買収により、数十億ドル規模の企業に急成長を遂げた。しかしその結果、ITシステムの環境は複雑化を極め、さまざまな課題を抱えていたという。
例えば、70カ国の顧客データが複数のシステムに分散しており、顧客の統一したデータが不足していたため、顧客体験の合理化や新製品の販売機会を創出することができなかった。また物流の非効率化も大きな課題だった。同社はこうした課題を解決し、業務効率と顧客分析力の向上を図るために、クラウドファースト戦略へと舵を切る。そこで導入したのが、Snowflakeへデータ連携を行うための基盤だ。このデータ連携基盤を導入することで、オンプレミスのSQLデータをスムーズにSnowflakeに移行し、Snowflakeへのデータ連携を進めることができたという。
同社は、この戦略によって「異なるシステム間で、統一された顧客情報を閲覧する」「顧客の注文とコミュニケーションの効率化」などを実現した。本資料では、同社がこれらの製品を選んだ理由や、導入の成果を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。