自動車業界では、車内外のデバイスとの連携を可能にするコネクテッドカーの開発が重要なテーマの1つになっている。その実現のポイントの1つがIVIシステムだが、昨今は100を超えるECU(Electronic Control Unit)を搭載した車も多く、複雑化が進んでいる。そのため、品質を担保する上で、ソフトウェアのテストの重要性が増している。
だが、IVIシステムのテストにおいては、テストケースの増大、表示系テストの生産性向上、非機能テストの拡充、アジャイル開発への対応などの課題が山積している。これらを効率的に解消するにはテストの自動化が欠かせないが、その実装は簡単ではない。
そこで注目したいのが、本資料で紹介されるAI搭載の「テスト自動化プラットフォーム」だ。テスト自動化機能を持つ製品は多数あるが、テストケースの自動生成や優先順位付けなどテスト設計から自動化するとなるとその選択肢は大きく限定される。表示系テストの自動化、遠隔地からのリモート操作による自動化などの機能もあり、先端的な自動車開発を進めるための重要なピースとなりそうだ。