昨今、ERPを導入してDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を目指す企業が増えている。しかし、単なるERP導入だけでは競争力強化に限界があるため、最新のデジタル技術をERPと組み合わせた取り組みが求められている。ところが、解決すべき自社の課題をあらかじめ捉えた上でデジタル活用に取り組んでいる企業は多くない。
実際、現状の業務課題を把握することなくRPAやAIといった最新技術を導入しても、思ったほどの効果は得られない。レガシーシステムの刷新とその先のDXに必要なのは、自社にできることと、デジタルツールができることを理解した上で、ERPと最新技術を組み合わせることだ。
本資料では、DX推進のポイントを踏まえ、ERP領域におけるデジタル活用のヒントを、システム間の情報登録・連携へのRPA適用、アナログからデジタルへの変換でのAI-OCR採用といった2つの活用例を交えて解説する。併せて、不正検知および取引抽出のデジタル化、AIなどのソリューションとの連携による入金・消込のデジタル化などでも実績豊富なERPパッケージを紹介する。