異なるデータソース間のスムーズな連携に対するニーズは、経営・現場・IT部門のどの立場でも変わらない。実際、営業データを日々運用しているSalesforceから基幹システムへ手入力をしたり、顧客問い合わせとCRMのデータをひも付けたり、スプレッドシート運用しているデータを週次でCRMに入力したりといった作業に多くの時間をかけている組織は少なくない。
これでは人手を圧迫するのはもちろん、データ連携の精度やスピードも落ちてしまう。このためデータ加工・連携を行えるETLツールを導入する企業も多いが、それでもデータ連携エラーやエラー発生後のリカバリーの長期化など、運用課題が生じがちだ。実際、国内大手ECサイトでも、データ連携エラーの多さや処理時間の長さに悩んでいたという。
そこで同社は、独自開発のETLから、SaaS同士のデータ加工・連携が容易なクラウドETLへの乗り換えを決める。その効果は大きく、データ連携エラーがゼロになり、連携処理にかかっていた時間を40%削減できたという。本資料では、同社の事例を含め、このクラウドETLが効果を発揮するビジネスシーンを解説していく。