近年、多数のSaaSが市場に登場しており、導入・活用している企業が右肩上がりで増加している。総務省の調査によると、利用する理由としては「場所・機器を選ばずに利用できるから」がトップとなっており、主に利便性や効率性を求めていることが分かる。その一方で大きな課題となっているのが、管理負荷の増大だ。
各事業部が個別にSaaSを導入するため、全体状況の把握が難しい上、その管理を手動で行っているという企業も多い。そうした管理方法には限界があり、退職者のアカウントが残り続けたり、シャドーITの検出が困難になってしまったりするような事態に陥りやすい。セキュリティリスクへの懸念が指摘される他、無駄なコストの発生も厄介な問題だ。
そこで本資料では、あるSaaS管理ツールを開発したベンダーによるSaaS管理アプローチを紹介している。300超のSaaSを適切に管理できず、1年でコストが4倍に膨れ上がったという状況からいかに立て直したのか。ツールの効果だけでなく、構築した体制や「SaaSソムリエ」という新たな役割にも注目してほしい。