会議を有意義なものにするには、場所やデバイス、言語や経験レベルを問わず、全員が不自由なく参加/関与でき、存分に意見を出し合える場であることが欠かせない。しかし、オフィスに戻った従業員と、テレワークが混在する現在、会議への参加者が会議室と自宅に分散するハイブリッドな会議が増え、誰も取り残されない「公平な会議」は果たして実現できているだろうか。
公平な会議を実現するには、心理的安全性を確立する、リーダーが共感を持って周囲を導く、多様な視点を重視する、といったポイントを押さえる必要がある。とはいえ、ハイブリッド会議で全員に自由な発言を許してしまうと、リモートからの参加者が発言しづらくなるといった不公平が生じるため、会議でのエチケットを見直し、ガイドラインや基本ルールを定めることも一手だ。
また、こうした「人とカルチャー」の問題に取り組むと同時に、WebカメラやヘッドセットなどのITツールを従業員任せにせず適切なツールを支給することも重要になる。本資料では、ハイブリッド環境下での会議を改善するヒントを、カルチャー/エチケット/ITツールなど多角的な視点で解説する。