働き方改革の一環として、テレワーク環境の整備を進めていた江崎グリコ。しかし、請求書処理の多くは紙ベースだったため、伝票処理者と承認者は出社せざるを得ない状況だったという。そうした中で直面したのがコロナ禍だ。これを受けて同社は、請求書電子化プロジェクトをスタートさせる。
プロジェクトの推進に当たっては、リモート対応、業務効率化、内部統制強化、電子帳簿保存法への対応をTo-Be像として定義。これらを実現する手段として選定されたのが、SAP ERPと連携できる請求書電子化ソリューションだ。まずはプロジェクトの初期で洗い出した課題を改善した上で、国内のグループ7社で利用を開始したという。
その結果、導入からわずか8カ月という短期間で電子化率100%を達成した同社。2022年度は年間7万2000枚以上のペーパーレス化と、フルリモートワークによる1万6000時間の削減を見込んでいる。本資料では、同社における請求書電子化プロジェクトの進め方と、その成功を支えた同ソリューションの実力を紹介する。