クラウドサービスの利用拡大は、データベース(DB)市場に大きな変化を生み出している。ある調査によればデータベース管理システム(DBMS)ベンダーシェアは2020年にMicrosoftが1位に、2021年にはAmazon Web Services(AWS)が2位に食い込んでおり、クラウド上でさまざまなDBMS製品を提供しているベンダーが急速にシェアを伸ばしている様子が見て取れる。
この状況は必然的に、ユーザーがクラウド上の多様なDB製品を利用していることを示唆している。しかし、利用DBの多様化は同時に有事に備えた監視業務の複雑化をもたらすものでもある。できれば全てのDBを単一の画面で管理したいと考えている担当者は多いことだろう。
そうしたニーズに応えるために登場したのが、1つの製品モジュールで多様なDB製品やDBaaS(Database as a Service)を一元管理できる監視製品だ。遅延SQLを自動検出する機能により、専門家でなくても容易にDB側のボトルネックを特定可能になるという。本資料ではその機能について、使用画面を用いて詳しく解説する。