ハイブリッドワークが普及し、ノートPCやタブレットの業務利用が増えるにつれ、無線LANへの依存度が高まり、ネットワーク品質やキャパシティーの課題が顕在化している。しかし、複雑なITインフラにおけるネットワーク関連のトラブルを解消するのは困難で、IT部門の運用管理者にかかる負担は高まり続けている。
この状況を打破するには、ネットワークを含めたITシステム全体の状況を可視化する必要がある。そこで注目したいのが、ITシステム情報管理ソフトウェアと、クラウド管理型無線LANを連携させるアプローチだ。これにより、障害発生後に原因を迅速に特定できるのはもちろん、収集したデータをプロアクティブに活用することで、将来的なトラブルの予兆を検知して事前に対策を講じる「予知保全」的な使い方も可能となる。
このITシステム情報管理ソフトウェアは、133メーカー/5296種類の監視項目から必要な情報を自動設定する機能や、分析の自動化機能を備えており、運用管理者の負荷を大幅に軽減。さらにクラウド管理型無線LANとの連携で、ネットワーク回りの監視/管理も強化できる点が魅力だ。本資料で、その仕組みを詳しく見ていこう。