従業員(エンドユーザー)が自宅や外出先といった遠隔地から自社のシステムにアクセスする時に利用するのが「リモートアクセス」だ。企業はテレワークを実施する場合、リモートアクセスのためにどのような技術を導入するのか検討が必要になる。
リモートアクセスを実現する主要な選択肢として「DaaS」(Desktop as a Service)と「VPN」(仮想プライベートネットワーク)がある。それぞれ役割は同じだが、技術の仕組みやセキュリティ面などで違いがある。自社の目的に沿うのはどちらで、導入に向けてどのような対策を取ればよいのか。検討に向けたポイントを解説する。